予算立てでお金が使いやすくなる!?
予算立ては枠決め
家計管理をする上で、食費は○万円、娯楽費は○万円って、予算を立てている人も多いのでは?
これは、“使える枠”を決めてるんですよね。
こうやって書くと、予算を決めることがなんだか窮屈に感じてしまうかも。
でもね、その逆で、枠を決めることで、自由に使えるようになるんです。
“使える枠”がわかっているということは、その枠内であれば使っていいってこと。
「使っていいのかな?」ってモヤモヤを抱えながら、お金を使うことがなくなるってことです。

この中からなら自由にどうぞ。
そう考えると、予算立てってなんか、厳しく守るためのルールというよりは、気持ちをゆるめるためのルールって言えるのかも。
家計管理が苦手な人でも予算立てがしやすくなる3つのヒント
1:まずは現状をベースに
「予算なんて見当もつかないよー」ってことなら、まずは現状からスタートするといいですよね。
1カ月間、今まで通りに過ごしてみて、何にどれくらいを使ったかをざっくりでいいから把握します。
カゴにポイポイレシートを放り込んでおいて、1カ月分貯まったら、費目ごとに集計してみるとか。
いきなり理想の予算を決めようとするから難しくなっちゃう。現状からだったら、まずは頭を使う必要はなくて、手を動かすのみ!
現状がわかったら、そこから貯蓄したい額や自分の優先順位も意識しつつ、予算配分を変えてみる。
で、過ごしにくさや違和感があれば、また変えて・・・。
そんな風に少しずつ理想の予算ににじり寄っていくイメージで(笑)。
2:費目は管理できる数に絞る
やり始めると、あれもこれもと費目を細かく設定してしまうことも。
そうなると、予算を立てるのも管理するのも大変になっちゃいます。
費目は、特にコントロールしにくく感じているものや、使った金額を意識しておきたいものに厳選するのもひとつの手。
他のものはざっくり「その他」でOK!
手間に感じるなら、手間を感じないところまでハードルを下げたらいんですよね。
3:正解を手放す
雑誌やインターネットで○○費は収入の何%まで、とかいろんな基準が出ていることがありますよね。
しかもそれが全然違う数値で、余計混乱しちゃう、なんてことも。
誰かにとっては「正解」なことが、自分にとっても「正解」だとは限らない。
なのに、ついつい正しくあろうとしてしまうから、自分の本音とズレてしまって、しんどくなることもあるのかもしれません。
どこかの誰かの「正解」に近付くより、自分だけの「正解」を見つけられたらいいですよね。
限りがあるから必要なものが選びやすくなることも
私たちには1日24時間しかありません。
その枠があるからこそ、少しでも有意義に、少しでも自分がしたいことができるように、試行錯誤しませんか?
お金も一緒。
大富豪なら別だけど、たいていの人には、「収入」という枠があるわけで。
だからこそ、その収入の枠、予算という枠を意識することで、大切にしたいものが選びやすくなります。
そう考えると、予算立てってなんか私たちに優しいんじゃない?なんて気になったり、ならなかたったり。
ちょっとそんな視点から「予算」を見直してみてもおもしろいかもしれません。